ナゴヤドームで行われた 「ドームやきものワールド」 に行って来ました。
全国の有名窯が集まり市場を開かれたり、その焼き物を使いフードコーディネーターがテーブルコーディネートした作品も展示されていた楽しいイベントでした。
市の中で、私が一番感動したのが「江戸切小」
他のブースは壁に自慢の焼き物を飾ったり、ショウケースを並べたり華やかに展示を競っていました。
その中に、ひざ位の高さの展示台に商品を並べて、後ろの壁には「伝統工芸江戸切小」の暖簾だけピンナップしてある何とも質素なブースに職人のお父さんがひとり。
でも、並べられたその江戸切小のグラスたちの鮮やかなこと。
手仕事の鮮やかさが見て取れます。
値段もそれなりでしたが…。
お店のお父さんは「どうぞ、手にとって見てください。」
と言われましたが、恐れ多くて…。
その中で、一番値打ちなのに、一番目を引いたのがこのぐい飲み。
「これは、光によって色が変わるんだよ。」
店のお父さんの言葉。
会場の名古屋ドームの照明には、ほのかな上品な紫色に見えました。
その通りでした。
自宅に買って帰って、電球型蛍光灯の光にかざしたら上の右の写真のように
これまた、実に涼しげな淡い空色じゃないですか!
白熱電球と太陽光では左の淡い紫。
刻んである鮎のシルエットと併せて、時間を忘れて眺めていました。
職人さん、おみごとです。
名古屋店 Y