「桂歌丸、春風亭小朝 二人会」という落語会に行ってきました。
前座の女の子、桂歌丸、前座の男の子、春風亭小朝
の順での話でした。
高座の4人の話し方がそれぞれ典型的な話し方でした。
前座の二人は20代。素人目にも、話を次に次にと急いでいる感じが伝わってきました。
桂歌丸は人情話で、
枕から本題に移るタイミングから、登場人物の女性の表現がおみごとでした。
まるで、歌舞伎を思わせるような仕草はさすが名人。
話の間にゆとりがあり、人物の話のやり取りや情景の変化等、受け手の気持ちの切替も追いつきやすく感じました。
春風亭小朝は怪談。
桂歌丸よりもかなり年齢が若いだけに(私と同年齢)いささか口調は早め。
話は、牡丹灯篭。これを話の速さを変えて、登場人物をうまく表現していました。
こわかったです。
観客は、殆どが60歳以上のかたでした。
なので、おそらく前座の二人の早い口調はあまり聞き取れなかったんじゃないでしょうか!?
話というのは、受け手がいるわけですから、相手が感情を入れたり、理解し易くするにはやはり適当な「間」が必要だと改めて実感しました。
名古屋店 Y