先日、72才男性のお客様Mさんがご来店されました。
その方の補聴器の購入理由はゴルフのスコアをつけるときに必要との事でした。
Mさんは20代の頃から始めたベテランゴルファーです。
当時は会社を抜け、ずる休みしてでも今のお仲間とゴルフに勤しんでいたのだとか。
テレビで見る日本全国の有名なゴルフ場にもよく行かれたそうです。
その当時は当然ゴルフ人口も少なく、今のような練習場もありませんし、ましてやよく飛ぶボールやよく飛ばすクラブもありません。
それでも皆さんスコア80前後で競い合った時もあったそうです。
「いまは、同じゴルフ場で、しかもクラブもボールもはるかに技術進歩しているのにせいぜい100前後だからなー。あはははっ。」とMさん。
今は、皆さんで楽しんでやっているそうです。
とはいっても、ゴルフ場へ行くと皆さん昔に戻ってちょっぴりムキになることも。
1ホールごとにスコア確認するときに、調子の良い人は大きな声ではっ きり言ってくれるのですが、どうも調子の上がらない方は小さな声でボソボソ言われてしまいます。
そうなると、聞こえないうえに何回も聞き返せないそうです。
また、お友達に何回も言わせたくないとのこと。
気心しれたお友達ですし、Mさんのきこえが悪いということも当然わかっているお仲間ですが、Mさんとしては楽しくゴルフできる皆さんと、楽しくコミュニケーションするマナーとして、補聴器をつけるんだそうです。
その、お人柄が明るい笑顔によーくでている72才のMさんでした。