きこえが悪そうな方に「耳元で大声」で話す方はよくいらっしゃいます。それ、逆効果の場合が多いので気をつけましょう。

顔を見て、ゆっくり話すのが基本です。

 

   聞き取りと声の大きさは比例しない

小さな声が聞き取りにくいですよね。ですが、大きすぎる声も逆に聞き取りにくくなります。

言葉の内容を聞き分けるテストで調べた例を挙げます。

  小さな声  30%

  普通の声  70%

  大きな声  50%

これは80代女性の例です。普通の声なら7割聞き分けが出来るのに、大きな声だと半分しか分かりません。ですが、話が通じないからと大声を出すと、もっと通じにくくなるわけです。

 

もちろん大きな声の方が聞き取りしやすくなる方もいらっしゃいます。難しいのは「きこえの程度が同じ」でも大声が得意な人と苦手な人がいることです。

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補聴器は大声を抑える役目もあります

補聴器の基本的役割としては小さな声を大きく聞こえるようにすることです。その一方で、大きすぎる声を丁度良い聞こえに抑える役割もあります。

私たちのお店では「声の大きさ」と「言葉の聞き分け」の関連をテストしながら補聴器の調整を行っています。補聴器を装用した状態で、様々な声のバランスが整うようにフィッティングするからです。

  

通じやすい話し方のポイント

話し相手が聞こえてないかなと思ったら大声を出す前に次のことを試してみましょう。

  1.相手の顔を見て話す。

  耳元に近づいて大声は良くありません。

 2.ゆっくり話す

  早口は絶対NG。NHKのアナウンサーくらいのスピードを意識して。

 3.言い替える

  別の表現で言い直すのも効果的です。

  どうしても聞き分けられない音もあるので、言葉を替えましょう。

  例:午後に→昼ご飯の後で。 病院へ→医者へ。 などなど

 

補聴器をご利用の方はぜひ周りの方と一緒にお越しください。上手な話し方もお伝えします。

  岐阜店 K