言葉を聞き分ける力そのものを向上させる方法を書いた文献をご紹介します。
補聴器で音の聞き取りが十分できても、言葉の聞き分けが難しい方がいらっしゃいます。補聴器の調整が目標まで到達しても、さらに良い聞こえを目指せそうです。
1日15分の音読で脳トレ
実際に効果があったのは脳トレ本1ページと音読15分。
静かな場所で大きな声でも言葉を聞き分けが3割程度しかできなかった方が、120日間の訓練で2倍の60%まで向上したそうです。
簡単な訓練で基礎能力が向上すれば素晴らしいですよね。
補聴器を装用しても聞き取りが難しいのは、音と言葉が一致しないからです。時間をかけて少しずつ聞こえが悪化する中で、その言葉の本来の音を忘れてしまうのが原因と思われます。
補聴器を装用してバッチリ音が聞こえる状態で脳トレをすれば更なる効果が期待できますね。
参考資料リンク
いわゆる “脳 トレーニ ング” によって語音 明瞭度 の改善 した感音性難聴症例
言葉を聞き分ける要素は色々あります。
補聴器で補助できることも多いので、ぜひご相談ください。
岐阜店 K