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多くの外国企業も集まるシャーメンにあるGNリサウンド補聴器工場。

 

カリフォルニア州の基準にも合致する、最高レベルの耐震基準と防災設備が整えられています。

工場は2交代24時間稼働

アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパからの注文にも対応。まさに世界の工場です。

 

 

既製品はもちろん、各国のオーダーメイド補聴器も作っています。

イヤモールドの70%はオーストラリア向けだそうです。

こんな見たことのない形状のオープンモールドもありました。

 

 

オーダーメイド補聴器は各国で耳型をコンピュータに取り込み、データを中国に転送。

 

こちらはそのデータに基づいて形状などを決めるコンピュータ作業の風景。3Dモデリングで一人一人の耳型に合った補聴器をデザインしていきます。

ちなみに日本向け製品のデザインは日本の横浜オフィスで行っています。

 

そのデータに基づいてレーザーで形が作られていきます。

1度に数十個の補聴器シェルが作れる機械が7台フル稼働。この機械はまだまだ増やしていく最中だそうです。

 

これぞ This is the 中国!! って感じですね。

一枚の写真には収まらないほど大勢の若い工員さんが働いています。経済格差が著しい中国ですので、この部門スタッフの給与水準は日本の十分の一以下。

でも、給与は下げても品質を下げないのが今の中国品質。

スタッフも高い集中力を維持しながら作業しているのが、印象的でした。

 

とにかく24時間体制で世界中の注文が集まるわけですから、ノウハウの集約スピードも桁違いだと思われます。

近い将来には他社が真似できない安定的なクオリティーを迅速に提供できる体制が固まるかもしれません。

 

 

もう一つ忘れていけないので、撥水加工。

水に弱いのが難点の補聴器ですが、進入した水分から徹底的に機械を守るための撥水技術がGNリサウンドにはあります。

 

十分に乾燥させて、それから補聴器全体を撥水加工します。

部分的に対処するのではなく、全てをカバーするのがGN流。

今は限られた機種だけですが、将来的には全機種対応となります。

 

オーダーメイドもレシーバを除くパーツは撥水加工済み。

対応製品種類は増えていくので、来年の夏は汗を気にしなくてもよい補聴器が出るかもしれません。

 

 

まだまだ伸びるという勢いを肌で感じた工場視察でした。

強力な中国パワーを上手に活用して、価格も含めて色々な恩恵を受けられるようになるといいですね。

 

               岐阜店 K