補聴器にとっての雑音の定義は特に明らかにされてはいません。

おおよそ、次のように補聴器は解析しているようです。

ある決まった時間内にマイクから入った音がどう変化するかどうかです。

①一定時間内に大きく変化する音を音声信号

②一定時間内に変化しないほぼ連続する音を雑音

 ②は、例えばエアコンの風の噴出し音。走行する自動車のタイヤ音。などです。

①は②以外の音としかマイクロチップは判別できません。当然、人の声と解析し増幅を行うわけではありません。

人間の脳は、常に状況を判断してその時々に聞きたい話なのか、聞き流す話なのか、

自動車の走行音なんかは、立ち話では雑音。道を歩いているときには危険を知る情報としての信号。

なんていうことを無意識に判断します。

でも、補聴器のマイクロチップは補聴器を着けている人の状況によってその音を信号か雑音かを判断することは出来ません。

したがって、上記のように時間内に音がどう変化するかを見ることしかできません。

いかに、人の脳はすばらしい音解析ができるかということに尽きます。

ただ、補聴器を使う人にとっては入ってきた音をこの2種類の音に振り分け増幅したり、抑制したりと処理することで余分な音が抑えられ会話が聴きやすくなるわけです。

アナログ補聴器はこの解析すら行うことが出来なかったわけですから、今のデジタル補聴器は電気的にはものすごいこと(アナログ的あいまいな表現!)を行っているわけです。

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