補聴器購入時の機種決定にあたり補聴効果を重視するか、或いは
装用感(耳あたりのいい音、感じのいい音)を重視して決めるか
迷われるユーザーさんがおられます。
一般的には補聴効果を重視し、より聞こえのいい方、言葉がよく
理解できる補聴器を選ぶ人が多く迷うことは少ない。
しかし、中にはいろいろ聞き比べ迷った結果、最終的に言葉の分り
やすさより本人にとって感じのいい音色の方を選ばれる人がいます。
これは今まですでに補聴器を使用していてその音に慣れてしまって
いる。そのためユーザーさんにとって補聴効果も重要だがそれ以上に
装用感の方が勝ったのではないかと思われる。
最終的には装用者が決定されるわけですが、理論的にはいかない
難しさが補聴器にはあります。