耳掛け形補聴器の多くにはTコイルが搭載されています。
Tコイル機能を使うと電話がクッキリ聞きやすくなる場合があるので、是非一度お試しください。

 【Tコイルって何?】
補聴器は通常「マイク」から入った音を大きくします。ですので、聞きたい音と一緒に大きな雑音がある場合なかなか上手く聞き取ることができません。
一方、Tコイルは専用の電波をキャッチして、その音だけを大きくします。例えば大きな劇場ですと、ループシステムというTコイル用に音を出す装置を設置しているところがあります。そうした場所でTコイルを使うと劇場の音声・音響のみを楽しむことができます。余計な雑音が入る心配はありません。

 【M-Tスイッチが使いこなしのツボ】
Tコイル搭載の耳掛け形には切り替えスイッチが付いています。
一つは「マイク」を使って音を聞くモード。
もう一つが「Tコイル」で専用の電波をキャッチするモード。
「マイク」と「Tコイル」両方の音を聞くモードを備えている補聴器もあります。

ただし、最近のデジタル補聴器はTコイルを搭載していても販売店がコンピュータで使えないように設定している場合もあります。
これは間違えてTコイルにすると通常の音声が入らず、故障と間違えてしまうお客様が多いためです。
ほとんどの耳掛け形補聴器はTコイルを搭載しているので、使い方が分からないときは販売店にお問い合わせください。

 【携帯電話もTコイルで】
公衆電話はTコイルに対応しています。

また、多くの携帯電話はTコイルに対応しています。雑音が少し入る器種もありますが、通常のマイクで聞くよりも遥かにクッキリと聞こえます。
特に屋外で聞く場合には効果を発揮します。周囲が騒がしい場所でもTコイルなら電話の音だけをキャッチすることができるためです。

残念なのは家庭用電話の子機。ほとんどの子機はTコイルで聞くことができません

 【販売店でご相談下さい】
補聴器と電話の組み合わせなど、いくつかの条件で聞き取りの効果は変わってきます。
Tコイルの切り替え方法も補聴器によって様々です。

お持ちの補聴器にも普段使っていない機能が備わっているかも知れません。
より良く補聴器を活用するためにお困りのことは何でも補聴器専門店でご相談下さい。

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