夏場は湿気による補聴器本体の故障に注意が必要です。
冬場は補聴器用空気電池の寿命が短くなりますのでお気を付け下さい。

ちょっと分かりにくい表ですが、寒くなると通常の6割前後しか持たないことがあります。
1)寒さ
空気電池は冷たくなると十分な電圧が発生しません。
朝は電池が冷え切っていて、新しい電池でも補聴器が動かない場合があります。
そんな時は、電池を体温で少し暖めてあげると正常に働くようになります。
2)暖房器具
石油ストーブやガスストーブなどの暖房器具を使用する場合、十分な換気をして下さい。
閉め切った部屋でストーブをたき続けると空気電池の寿命が短くなる場合があります。
空気の汚れも問題ですので、補聴器使用の有無にかかわらず定期的な換気はお勧めします。
3)乾燥
乾燥した空気は空気電池の寿命を縮める事があります。
部屋の中が乾燥しすぎないよう工夫するとよいでしょう。
もちろん、補聴器用の乾燥ケースにも電池を入れないようにしましょう。
最近は補聴器用の充電池も発売になり、これらは冬場でも性能劣化が少ないようです。
もう少し一般的になれば電池で頭を悩ませることも少なくなるかもしれません。
岐阜店