オランダで発売された補聴メガネが話題のようです。
補聴器とメガネの融合は有効なのでしょうか?

新式の補聴メガネの詳細はCNETの記事で(→Link)
この新しい補聴メガネの特長は以下の通り。
1)フレームに4つのマイクを内蔵して鋭い指向性
 つまり騒音下でも顔を向けた方向の会話を聞き取れる。
2)様々な色やデザインのメガネを展開
3)充電式のバッテリ採用
確かにメガネと補聴器が一緒になれば便利な場合もあるでしょう。
充電式もバッテリも魅力的に思えます。
ですが、メガネと補聴器では決定的に使用時間が異なります
なぜなら補聴器は原則として起きている時間の大半は装用するからです。

目のレンズの代替をするメガネは、かけるだけでよく見えるようになる場合がほとんどです。
音の増幅を助ける補聴器は「音」の聞こえは良くします。しかし、聞こえてきた音の内容を理解する「脳」のトレーニングが十分でないと、音は聞こえても内容が分からないという結果になります。
音の理解を良くするリハビリ方法に関しては専門病院や補聴器専門店でもヒントを得ることができると思いますので、興味のある方は尋ねてみて下さい。
簡単に言えば、補聴器は必要なときだけ装用するのではなく、常に装用することで頭のリハビリ効果を得ることができます
また、最近の補聴器に搭載されている指向性マイクも急速に進化しています。
耳掛け形はもちろん、耳の中にすっぽり収まる耳穴式でも、さわがしい場所での聞き取りは格段に向上しています。

色々な機能を詰め込んだ多機能商品は一見魅力的ですが、専門機器と比較すると扱いづらい側面が多いように思えます。
常に身につける補聴器ですので、自分にとって最も簡単で効果的な製品を選ぶのが重要でしょう。
  岐阜店