聞きたい音だけを聞き分ける手のひらサイズの機械ができたそうです。(→リンク
これは補聴器にとっても福音となるのでしょうか?
色々な問題は残りますが、この技術がより良い聴こえを得るためのヒントになればと思います。

補聴器は聞きたくない音も大きくしてしまい、聞きたい音がよく聞こえない。だから、「補聴器は雑音が多い」と言われる事があります。
ですが、聞きたい音が何なのかを機械が判断することはできません。

ブログでも何度か話題にしましたが、聞きたくない音=雑音です。なので、車の音、サイレンの音はもちろん、人の声までも聞きたい音にも雑音にもなり得るわけです。ですから、単純に人の声以外を小さくすれば雑音が少なくなるという訳ではありません。
もちろん、大勢の中で話をする場合に「どれが聞きたい人の声なのか」を機械が判断できるはずもありません。

補聴器の場合、指向性や雑音制御など様々な技術を駆使して、聞きたい音が聞けるよう補助をしています。だけども、様々な音の中で特定の音を聞き分ける人間の耳はまだかないそうもありません。

人間の耳が特定の音を聞き分けられる理由は色々あるようです。(→リンク
補聴器はあくまでも聞こえの補助として。正確な音を耳に届けて、あとは脳が判断する。そんな補聴器と人間の良い関係が、もっと上手くいくようになるといいですね。