補聴器には様々な調整装置が付いています。
単純に音の大きさを変えるだけではありません。
低音や高音などのバランスを変更する音質調整。
大きな衝撃音を抑える出力制限調整。
他にも、どの程度遠くの音まで聞こえるようにするか。近くの大きな声をどの程度抑えるかなど、
補聴器の種類にもよりますが大変複雑で細やかな調整ができるようになっています。
特に最近はデジタル補聴器が主流となり、コンピュータを使ったより高精細な調整が可能となっています。

最初は聴力など様々な測定結果に基づいて調整します。
それを様々な場所で装用した結果に合わせて再調整することで、より良い聴こえを実現することができるのです。

ですので、再調整を受ける際には「音を大きく」とか「雑音を小さく」などと言うよりは、
なるべく具体的に現状を訴えると良いでしょう
以下の点に留意して補聴器の状態を確認してみてください。

一、音質的な問題
 頭に響くような衝撃音がないか。
 紙や水などの金属音が苦にならないか。
 車の音やエアコンなどの騒音が邪魔でないか。

二、会話の状態
 静かな場所での少人数の会話
 騒がしい場所での会話
 親しい人との電話での会話

他にも気づいた点はメモをして販売店へお持ち頂くと良いでしょう。

急速な技術進歩もあり、補聴器に関する多くの問題は適切な調整などで解決できるようになっています。
せっかく買った補聴器をタンスにしまわないために、より快適な聴こえを得るために、不満に感じる点は遠慮なく販売店に訴えてください
納得できる解決策が必ず見つかることと思います。