極小耳穴型補聴器(CIC)が販売された頃のことです。
このタイプは電源の入り切りのためのスイッチがなく、電池ケースの出し入れで入り切りをします。
したがって、電源を入れ耳に入れるときピーっというハウリングがします。
特に現役で仕事をしているかたが補聴器を着けるときにこの音をとても気にされます。
このことを補聴器メーカーの営業マンに製造開発担当者に伝えて欲しいと訴えたところ、まったく相手にされませんでした。
しかしながら、最近のCICには電源を入れてから音が出るまでに数秒の設定が出来るものがります。
ここでも、以前ふれましたが今補聴器装用する方に必要な機能は
相手の声がゆっくり聞こえる機能です。
早くそんな機能が補聴器にも搭載されますように…